いわて川ものがたり

弾き語りと朗読による『いわて川ものがたり』

岩手の雄大な自然と 人々の暮らしと歴史を

 朗読と音楽で綴る  大いなる生命の讃歌

 

岩手の自然と文化、そこに暮らす人々の生き方と歴史を紡いだ

“朗読と合唱による構成詩『いわて川ものがたり』

ギターとコントラバスの弾き語りと朗読で構成した意欲作!

 

テキスト:川村光夫(劇団ぶどう座 創立者)

作曲:岡田和夫

編曲・構成:金子忍

演出:吉田水子

舞台美術(繭細工制作):江見夏惠(工房夢繭*花)

協力:劇団ぶどう座

 

出演:吉田水子(コントラバス・歌・朗読)

   金子 忍(ギター・歌・朗読)

 

“朗読と合唱による構成詩『いわて川ものがたり』は、

日本の地域演劇史に大きな足跡を残す“劇団ぶどう座(岩手県西和賀町=旧・湯田町)”の創始者・主宰者である

川村光夫氏のテキストと、
数あまたの演劇音楽と合唱曲を手がけた

岡田和夫氏の作曲による、

朗読と四部合唱によって構成された合唱組曲です。


岩手県を流れる川の流れに沿って、

四季折々の雄大な自然と、
いにしえから現在までの岩手の人々の歴史を綴った

壮大な作品で、
石川啄木や宮沢賢治の作品、

アテルイ・モレと大和朝廷軍の戦い、

遠野物語、

奥州藤原氏三代の栄華、

南部三閉伊一揆、
昭和のダム建設で湖底に沈んだ村の歴史、
そして東日本大震災までのエピソードが、

時代を前後しながら物語られています。


そこに描かれる、

自然と共に寄り添って生きる人々の姿、

その地に根付いた文化、
少数民族や農民に対する時の為政者の横暴、

それに立ち向った人々の力と、
時には屈せざるを得なかった無念、

そして、
抗うことのできない大自然の脅威などは、
「いのちと平和」

「様々な文化を持つ人々同士の共存」

「人と自然の共生」
といった、

現代を生きる全ての人に通じるテーマにつながっています。


この作品を、岡田和夫氏の弟子である金子忍が
“コントラバスとギターと二声の弾き語り”

の編成用に編曲し、
まずは地元岩手で広めていきたいと、盛岡にも拠点を置いて
2021年から盛岡を中心に岩手県内で上演してきました。


“自然と人間”“人間と人間”が大きなうねりの渦中にある今、

この作品が

歴史に学び未来を見つめるきっかけになることを願い、

全国に発信していきます。

 

 

*背景スライドは、上演会場の設備等、条件が揃った場合に投影可能です。